写真付き!10倍がゆの作り方解説!
この記事では、離乳食初期(5ヶ月~6ヶ月)のゴックン期のレシピである、
「10倍がゆ」の作り方を、調理工程の写真付きで分かりやすく解説しております。
こんばんは!
男性保育士のあつみです。
今回は離乳食の最初のスタートである、
お米を使った初期食(5ヶ月~6ヶ月)レシピ、【10倍がゆ】を作ってみました。
離乳食での10倍がゆは、ただのおかゆではなく、
うらごし器等でなめらかにし、とろみをつける必要があります。
今回参考にしたのは、下記のレシピ本でございます。
はじめてママ&パパの離乳食 (主婦の友実用No.1シリーズ)
はじめてママ&パパの離乳食の23ページに掲載されております。
■10倍がゆの作り方|離乳初期(5ヶ月~6ヶ月)
日本人の主食である、お米が離乳食の第一歩です。
炭水化物であるお米は、赤ちゃんにとって大切なエネルギー源です。
月齢、発達に応じて、食べやすい形状にしてあげましょう。
離乳食を進めるにあたり注意事項としまして…
- 離乳初期(5ヶ月~6ヶ月)の食事回数は、1日1回です。
- 午前中(10:00頃~)に行うようにしましょう。
- 新しく挑戦する食材は1日1品目です。
(特定の食品のアレルギー反応を見るため)
上記のポイントにお気を付けくださいませ!
■10倍がゆの材料と作り方
おかゆには、さまざまな作り方がありますが、
今回は、お米から、炊飯器を使っておかゆを作る工程を紹介します。
炊飯器を使う事で、大人のお米と一緒に、赤ちゃんのおかゆも同時に炊く事が出来ます。
●10倍がゆの材料&調理器具
●材料
- 米(作りたい分量)
- 水(通常のお米の10倍)
10倍がゆは、普通のご飯を炊く時の10倍の水を使います。
普通のご飯を炊く際、お米1合あたり、200mlの水を使いますので、
作りたい分量に応じて変更してくださいね。
例:1/4合=500ml
●調理器具
- 炊飯器
- うらごし器+スプーン等
- 耐熱容器(陶器コップ等でOK)
●炊飯器でおかゆをつくる
おかゆのみを作る場合は、炊飯器の「おかゆモード」でOKです。
鍋で作るのと違い、火の加減など不要なのでお手軽です。
ただ、今回、普通のお米と一緒に炊いております。
やり方は簡単で、
作りたい分量のお米と水を耐熱容器(写真では陶器のコップ)に入れ、
お米と一緒に炊飯器に突っ込んで同時に炊くだけです!
大人用の普通のご飯と、少量のおかゆを作りたい…そんな時にピッタリの方法です。
普通のご飯とおかゆが、同時に炊きあがる、便利テクです!
●おかゆをうらごしして、なめらかにする
炊きあがったおかゆを、うらごし器にかけます。
やわらかいので、スプーンで簡単にうらごしができます。
おこめの形状は、赤ちゃんの発達に応じて、変えていく必要があります。
初期食|ゴックン期(5ヶ月~6ヶ月頃)ですと、
しっかりすりつぶして滑らかにしますが、
慣れてきたり、成長に応じて、少しつぶを大きくしたり、粗さを残したり…
それに伴い、おかゆの水分量を減らしていきます。
- 10倍がゆ(初期食|5ヶ月~6ヶ月頃)
- 7倍がゆ(中期食|7ヶ月~8か月頃)
- 5倍がゆ(後期食|9ヶ月~11か月頃)
- 軟飯(完了食|12ヶ月~18か月頃)
と、進むにつれて、少しずつ普通のご飯に近づいて、移行していきます。
●10倍がゆの完成
うらごしが終わったら、お米と水分をしっかり混ぜ合わせます。
ゆるいポタージュのようなとろみが出たら完成です!
●離乳食の保存には製氷皿が便利!
おかゆって、毎回調理するのが面倒くさいですよね…!
そこで、活用できるのが、製氷皿です。
10倍がゆの保存には、製氷皿に小分けにして保存するのが最適。
小分けに出来るため、週末に一週間分まとめて作り、
食事の時に、使う分だけ取り出して、解凍するだけ!
めちゃくちゃ便利です!
上記の製氷皿ですと、1つだいたい30グラムくらいになります。
おかゆだけでなく、野菜ペーストなど、あらゆる冷凍保存に使えます♪