この記事では【HUGっと!プリキュア|3話】の紹介をしております。
『ごきげん?ナナメ?おでかけはぐたん』(2018/02/18放送)の、
劇中の名言をピックアップし、そのあらすじと魅力をお伝えしていく記事になります。
こんばんは!
男性保育士のあつみです。
【この記事はプリキュアを見ている大人向けの記事です。】
■ハグプリ3話の予告動画
プリキュアを見たことのない方、よく知らない方にも、
「ハグプリ3話」の魅力をお伝えできればと思います!
■『ハグプリ3話』の名言「あなたも昔は子どもだったんじゃないの?」
ガキはきらいって…
あなたも昔は子どもだったんじゃないの?
(輝木ほまれ)
輝木ほまれさんの一喝です。
子どもって、かわいいだけではありません。
大人でも対応に困ってしまう、どうしていいのか分からない、
そんな事がたくさん起こります。
そんな子どもの姿をみて、不快を示す人も居ます。
ただ…どんな人も、どんな大人も、最初は赤ちゃんで、子どもで…
大人を、たくさん困らせる事もあったでしょう。
どれだけ泣いても、暴れても…
迷惑だなんて思わず、向き合ってくれた大人がいたからこそ…
いろんな人にお世話してもらって、大きくなってきています。
それって、大きくなれば、ふと忘れてしまう事もあります。
しかし…子どもに触れ、関わる事で、思い出させてくれるのですね。
●暴言を浴びせてくる大人について
世の中には、信じられない暴言を浴びせてくる人が一定数います。
単純に考えると「ひどい人もいる」で終わりです…が。
こういった人達が存在するという、社会それ自体に欠陥があったりします。
なぜ組織がブラック化して、パワハラやイジメが横行するか…
昔の記事でも書きましたが…
朝から晩まで、忙しく働き、ストレスばかりが溜る現状、
心に余裕がない人が、非常に多いという証明でもあります。
人につらく当たる、ひどい言葉で攻撃する、というものは…
本人の心に余裕がない、満たされない、助けてほしい、
救いを求めている、という事の裏返しです。
もちろん、暴言を吐く本人はそんな事を自覚していません。
他人(ヒト)に優しくなるためには、
まず、自分が満たされ、愛されている実感が必要です。
心に余裕が出来た時、心から安心できた時には…
ぱっと世界が開けたように、視界が広がります。
それが前提であり…おおらかに、人にやさしくなれるものです。
●ストレス・不満を感じやすい社会
さて、このハグプリ3話で、酷い言葉を浴びせた人ですが、
最後まで悪という描き方はされていません。
オシマイダーと共に、トゲパワワ(ネガティブな気持ち)が浄化されました。
物語の最後には、
「たまには母ちゃんに電話してみるか」
と述べています。
輝木さんの一括で、過去の自分がそうであった、
「子ども」という存在を、認識しなおし…また気付けたという解釈ができます。
それが、プリキュアという話で描かれる、一種の救いであります。
暴言を言う人に出会った時…
ひどい人だった、自己中なクズだった、で終わるのは簡単です。
そこで終わり、関わらないのも、現実世界での自衛の一つです。
実際に…私もそうするでしょう。
ただ、それって解決になってないんですよね。
物語のラストで、この短い1つのシーンが描かれるという事は…
物語の中で、解決を示したいという願いが込められているのでしょうね。
「多くの人が不満を感じやすい社会である」
その社会の仕組みそのものが悪であるという証明。
その仕組みが変わらない限り、悪循環は断ち切られる事はないでしょう。
敵対する存在が、ブラック企業であるというハグプリ。
こういうテーマをさらっと混ぜてくる…そんな皮肉を感じた第三話でした。
■「『HUGっとプリキュア』3話」のあらすじ&感想と見どころまとめ
ご機嫌ナナメのはぐたんを連れて、
野乃はな、薬師寺さあや、ハリーはお出かけに行きます。
その先で、ひどい言葉を受けるのですが、
輝木ほまれに助けてもらい、事なきを得るのでした。
はぐたんのご機嫌ナナメを解消するため、
あの手この手で立ち回りますが…
最終的にはぐたんを落ち着かせる事が出来たのは、
はなちゃんのお母さんでした。
はぐたんのために、もっと大きく、強くなりたい。
くやしさからの、決意表明でした。
ただ、このはなちゃんの強さも、はぐたんのために頑張れる力も…
全ては、心から安心できる、受け止めてくれるお母さんという存在があるからです。
安心は、全ての物事において、前に進む力の根源となります。
●新アイテム「ミライパッド」
販促は基本笑
ハグプリのおもちゃ特設記事でも紹介しておりますが、発売は3月31日になります。
こういうサブアイテムって、最初だけ登場して、後から全然使われない、
お話に出てこない…というパターンが多いのですが、どうなるやら笑
●はぐたんのママとハリー達の世界について
この話で、ハリーとはぐたんがいた世界の事について触れられます。
クライアス社により、ハリーとはぐたんの世界は、
時間を止められ、明日が奪われてしまいました。
そしてこのままでは、いずれ、はなちゃんやさあやちゃんの世界も、
クライアス社によって明日が奪われてしまいます。
そこで、プリキュア恒例の「今回の集める要素」登場です笑
クライアス社の野望を阻止するために、
ミライクリスタルを8個集めるのが、当面の目的になります。
●スケートでの挫折「あんな風に、また飛びたい」
ハグプリ3話のラストにて、ほまれさんの過去に触れています。
オープニングの映像からネタバレしてますが、
スケートでの失敗、挫折から、立ち直れていないのでしょうか。
プリリズを思い出しますね!
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