この記事では、離乳食初期(5ヶ月~6ヶ月)のゴックン期のレシピである、
「ほうれん草ペースト」の作り方を、調理工程の写真付きで分かりやすく解説しております。
こんばんは!
男性保育士のあつみです。
今回はほうれん草を使った初期食(5ヶ月~6ヶ月)レシピ、
ほうれん草のすり流し(ほうれん草ペースト)を作ってみました。
今回参考にしたのは、下記のレシピ本でございます。
はじめてママ&パパの離乳食 (主婦の友実用No.1シリーズ)
はじめてママ&パパの離乳食の35ページに掲載されております。
■ほうれんそうペーストの作り方|離乳初期(5ヶ月~6ヶ月)
離乳食の定番野菜である、ほうれん草が材料になります。
今回の離乳食レシピのメイン材料であるほうれん草は、
βカロテン、鉄やカルシウム、ミネラルが豊富な野菜です。
ただし、調理の際、繊維が残りやすい素材でもあります。
細かく刻んで、うらごしをしてあげる必要があります。
離乳食を進めるにあたり注意事項としまして…
- 離乳初期(5ヶ月~6ヶ月)の食事回数は、1日1回です。
- 午前中(10:00頃~)に行うようにしましょう。
- 新しく挑戦する食材は1日1品目です。
(特定の食品のアレルギー反応を見るため)
上記のポイントにお気を付けくださいませ!
■ほうれん草ペーストの材料と作り方
●ほうれん草ペーストの材料&調理器具
●材料
- ほうれん草の葉っぱ(1枚分、5グラム程度)
- だし(参考記事:かつおだしの作り方)
●調理器具
- 鍋
- すりばち・すりこぎ(うらごし器でもOK)
●鍋でほうれん草を茹でる
沸騰したお湯に、カットしたほうれん草の葉入れて、茹でて柔らかくします。
ゆであがったら、こし器などでゆで汁を分離しておきましょう。
ちなみに、野菜のゆで汁も、野菜スープのように使う事が出来ます。
こちらも冷凍保存して、だしのように利用できますよ。
●茹でたほうれん草をすり鉢ですりつぶす
すりばちとすりこぎを使い、ほうれん草をすりつぶしていきます。
ほうれん草は、繊維が残りやすいので、しっかりすりつぶしましょう!
★かつおだしを加えて、やわらかくのばそう
やわらかく伸ばすのと同時に、味付けもしていきましょう。
今回利用するのは、かつおだしです。
上記の写真は、手作りしたかつおだしを冷凍したものを、解凍したものです。
製氷皿からひとつ取り出して、レンジで一分加熱すれば解凍できます
詳しくは、離乳食用かつおだしの作り方の記事で解説しておりますので、あわせてご参考くださいませ。
かつおだしを加えながら、やわらかくすりつぶします。
繊維が残らないよう、細かくすりつぶしましょう。
ほうれん草ペーストであれば、ここで完成です。
今回は、片栗粉でとろみをつけていきましょう。
●ほうれん草ペーストに水溶き片栗粉を加え、火にかける
ほうれん草ペーストを小鍋に移し、水溶き片栗粉を少々、加えます。
●ほうれん草ペーストにとろみがついたら完成!
青菜系って、苦手な赤ちゃんが多いです。
でも、だしで味付けをしてあげたり、
とろみをつける事で、口当たりをよくしてあげたり…
その一手間で、赤ちゃんにとって、とても食べやすくなったりします!