この記事では、離乳食初期(5ヶ月~6ヶ月)のゴックン期のレシピである、
「5倍がゆ」の作り方を、調理工程の写真付きで分かりやすく解説しております。
こんばんは!
男性保育士のあつみです。
今回は、離乳食の後期食@カミカミ期(9ヶ月~11ヶ月)レシピ、基本の「5倍がゆ」を作ってみました。
また、この記事では、大人用に炊いたお米から、鍋を使い、おかゆにする方法を解説しています。
はじめてママ&パパの離乳食 (主婦の友実用No.1シリーズ)
はじめてママ&パパの離乳食の22ページに掲載されております。
炊飯器で簡単に炊く場合は、下記の記事で方法を紹介しています。

お好みの調理方法で作ってみてくださいね。
■5倍がゆ作り方|離乳初期(5ヶ月~6ヶ月)
日本人の主食であるお米は離乳食の基本です。
炭水化物であるお米は、大切なエネルギー源になります。
今回は、後期食(カミカミ期)9ヶ月~11ヶ月頃の赤ちゃんに合わせた、5倍がゆを鍋で作ります。
離乳食を進めるにあたり注意事項としまして…
- 離乳初期(5ヶ月~6ヶ月)の食事回数は、1日1回です。
- 午前中(10:00頃~)に行うようにしましょう。
- 新しく挑戦する食材は1日1品目です。
(特定の食品のアレルギー反応を見るため)
上記のポイントにお気を付けくださいませ!
■5倍がゆの材料と作り方
今回解説する方法は、大人用のお米を炊いてから、
必要な量だけ、鍋を使いおかゆにしていく方法です。
●5倍がゆの材料&調理器具
●材料
- ご飯(炊いたもの):作りたい分量
- 水(作りたい分量の4倍)
しかし、離乳食では、通常のお米よりも多くの水を使います。
この水の割合が…
- 10倍であれば10倍がゆ
- 7倍であれば7倍がゆ
- 5倍であれば5倍がゆ
となります。
ただし、今回は、大人用に炊いたご飯を、離乳食用のおかゆにします。
この場合、既に炊いたご飯には、水分が含まれているため、
5倍がゆを作りたい場合でも、加える水の量は、4倍程度でOKです。
水加減の早見表は、下記をご参考くださいね。
●大人用ご飯から、鍋でおかゆを作る場合の水加減表
10倍がゆ | ご飯1:水9 |
---|---|
7倍がゆ | ご飯1:水6 |
5倍がゆ | ご飯1:水4 |
軟飯 | ご飯1:水2or1.5 |
もし、お米の状態から炊飯器でおかゆを作る場合には、
下記の記事で詳しく解説しております。

●調理器具
- 鍋
●鍋にご飯をいれて水を加える
大人用に炊いたご飯を、鍋に入れます。
作りたい分量だけ、入れましょう。
上記で解説した分量の、水を加えます。
今回、既に炊いたお米を利用しますので…
5倍がゆの場合は「お米:水」=「1:4」でOKです。
この際、よくほぐすのがポイントです。
●ご飯と水を火にかける
上記で準備した鍋を、火にかけてぐらぐらと煮て行きます。
ほどよく煮立って来たら、完成です。
器に盛りつけて5倍がゆの完成
これで5倍がゆの完成です。
離乳の進捗に合わせて、水分量は調整していきましょう。
成長に伴い、少しずつ、水分量を減らして、軟飯(完了期)を目指しましょう。
焦らなくとも、だいじょうぶですよ♪
5倍がゆは冷凍保存可能
ちなみに、離乳食で使うおかゆは、冷凍保存が可能です。
特に便利なのは、製氷皿です!
週末にまとめて作っておいて…
平日は、必要な分だけ、ポン!と取り出して、
レンジでチンすればすぐに使えます。
また、この保存方法はおかゆだけでなく、いろんなものが、この方法で冷凍保存が可能です。
他にも、冷凍保存が可能なメニューをたくさん紹介しておりますので、他の記事もご参考くださいね♪